気になる「腹腔鏡下手術」とはどんな手術でしょうか

腹腔鏡下手術、お聞きになったことはありますか。
ふっこうきょうかしゅじゅつと読みます。
簡単に言えば、内視鏡の1種である腹腔鏡を使用した手術のことです。
この手術が日本で初めて行われたのは、1990年のことです。
胆嚢摘出手術でした。
この手術法の歴史は決して長くありません。
しかし、この手術はメリットも大きいため、病気の種類にもよりますが、1992年には保険適用の治療となっています。
腹腔鏡下手術は、腹部に穴を数ヵ所開けて、その穴から専用のメスやカメラなど、手術に必要な医療器具を入れて行う手術方法です。
ドクターがカメラのモニターを見ながら手術を行います。
切除の必要があるなら、切除する部位が出るだけの大きさの穴を開ける場合もあります。
この場合、跡は残りますが通常の手術よりは小さな傷跡です。
この手術法の最大のメリットは、通常の開腹手術と比べ、身体への負担が少ないことです。
術後の痛みも少ないと言われます。
傷跡が小さいことも、特に女性にとっては魅力的です。
ただし問題もあります。
保険適用外となることがあります。
また、難しい手術のため、それだけの実績がないドクターや病院では行えません。
重い合併症のリスクは、開腹手術より高いと指摘されています。
手術時間も長い傾向があります。
医療は日進月歩、腹腔鏡下手術も進歩し続けているところです。
信頼できる病院やドクターと充分ご相談し、納得なさりご決断されることが大切です。